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2022/05/30 平野 聡日米欧のメディア連合から「新疆公安ファイル」が公表され、少数民族への弾圧の生々しい実態が改めて示された。果たして中国は少数民族や国際社会との関係改善に動くのだろうか。少なくとも現在の中国共産党政権が続く限り、それはあり得ない。
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2022/04/18 平野 聡ロシアのウクライナ侵略から1カ月半を過ぎ、ロシアの横暴が全世界的な痛憤を誘う中、中国では、ロシアの侵攻を「義挙」と賛美する音量が強く、ウクライナ問題に責任があるのは米国・西側だという宣伝で塗り上げられつつある。
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開会式に見る「中国が管理する世界」
2022/02/08 平野 聡「鳥の巣」と呼ばれる中国国家スタジアムを覆い尽くした、北京冬季五輪開幕を告げる緑と青の光。世界はその美しさに圧倒され、「外交ボイコット」をはじめとした論争など忘れたかに見える。しかし、この背後に隠された政治的な意図を深く考えるべきだ。
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2021/09/22 平野 聡中国によるさまざまな締め付けが止まらない。「これは第二の文化大革命(文革)ではないか」との評価もあるが、毛時代、改革開放に次ぐ第三の局面を見せ始めたものと考える。それは、AI・IT時代における「中国化」の名のもとで萎縮してゆく姿である。
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2021/01/25 平野 聡‶新疆ジェノサイド〟の実態を物語る、衝撃的な数字を、中国共産党自身が示した――。中国の正式な国家統計である『中国統計年鑑』において、新疆ウイグル自治区における少数民族人口がこの2年間で164万人も激減したことを示している。
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2020/12/09 平野 聡中国は国内外の至る所で現状変更の試みを進め、既成事実化を図っている。日本には政治と経済を切り分け、米中と適切な関係の調整を望む声もあるが、短期的な利益を追求しすぎるあまり長期的な国益を見失っては本末転倒だ。
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中国の「統一戦線工作」とピルズベリー氏『China 2049』の教訓を中心に
2015/12/31 平野 聡イスラーム原理主義の問題と並び、中共の「統一戦線工作」は、グローバルな国際関係の一大問題になっている。
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尖閣関連史料から見る中国の矛盾(後篇)
2015/04/27 平野 聡中国は「歴史を鑑とする」を座右の銘とするのであれば、史料にあらわれる固有名詞だけではなく、史料の全体像に基づいて考えるよう望みたい。
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尖閣関連史料から見る中国の矛盾(前篇)
2015/04/24 平野 聡戦後70周年にあたり依然として「反ファシズム戦争勝利」を強調する中国。それを語るとき、その裏には必ず尖閣問題があることも否めない。
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「知日」不足に悩む中国(後篇)
2014/09/19 平野 聡日本を「中国の映し鏡」ではなく他者としてとらえるべきと気づき始めた一部の中国人のあいだで見られる動きとは…
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「知日」不足に悩む中国(前篇)
2014/09/18 平野 聡中国の人々は、ソフト面では日本に多大な好意と感心を示さずにはいられない。しかし日本礼賛がそのまま「親日」を意味するとも言い切れず…
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2013/03/26 平野 聡中国から飛来するPM2.5が話題となったが中国の環境問題は日本の対中経済協力と中国の急速な経済発展との間に重大な相関関係が見られる。
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2013/03/25 平野 聡中国から飛来するPM2.5が話題となったが中国の環境問題は日本の対中経済協力と中国の急速な経済発展との間に重大な相関関係が見られる。
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国際政治の空隙を衝いてチベットで残酷な支配をくり返した中国
2012/11/19 平野 聡61年前中国に自立を奪われたチベット。その中国の文攻武嚇に弾圧されてきた歴史は、尖閣をめぐって中国の圧力に晒される日本も参考にできる。
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党大会という中国が大きな節目を迎える裏で再来日を果たしたダライ・ラマ
2012/11/16 平野 聡61年前中国に自立を奪われたチベット。その中国の文攻武嚇に弾圧されてきた歴史は、尖閣をめぐって中国の圧力に晒される日本も参考にできる。
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歴史から見る少数民族問題
2012/05/24 平野 聡深刻さを増す中国の少数民族問題。ウイグルの苦難はどこからきているのか。その歴史を振り返ることで紐解く。
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歴史から見る少数民族問題
2012/05/23 平野 聡日中韓サミットにあたり、野田首相との個人会談を拒否した胡錦濤国家主席。世界ウイグル会議の東京開催に、中国が過敏に反応する理由とは。
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2012/02/18 平野 聡昨年秋、広東省で起こった「烏坎事件」。不満を爆発させた村民による抗議行動が続き、党支部が解散に追い込まれた。この事件は中国を変えるのか?
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2012/02/17 平野 聡昨年秋、広東省で起こった「烏坎事件」。不満を爆発させた村民による抗議行動が続き、党支部が解散に追い込まれた。この事件は中国を変えるのか?
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